2011年、ワット・コンサルティングは業界全体の若手技術者の不足に対して「若手技術者育成プロジェクト」を発動。2010年の時点で建設業界の就業人口は過去15年間で67%に激減していました。更にその年齢別内訳をみると、「29歳以下が9人に1人」「3人に1人が55歳以上」。若手技術者の育成が業界全体の急務であると考えたのです。
その柱となるのが新卒・第二新卒および異業種からのキャリアチェンジを考える方など、未経験から建設技術者を目指す若者を対象とした建設技術研修センター『ワット・スクール・オブ・エンジニアリング』の設立でした。
専門科目は建築・空調衛生設備・土木・建築CAD・設備CADの5職種から専攻、共通の科目としてCAD研修・測量研修・安全衛生教育・ビジネスマナー研修・コミュニケーション研修、キャリアデザイン研修などを実施。特にCAD研修は全社員を対象に毎日午前中に実施されています。
業界では「専門学校並み」とも評されるこの自社スクールによる研修は「期間2~3ヶ月・総時間326時間」。大手ゼネコン・サブコン出身の専任講師によるカリキュラムと授業も評価され、現在では大手ゼネコン・サブコン、大手鉄道会社など取引先様からもご依頼をいただき、自社の社員以外の方への研修も行っています。2020年9月に実施された「建設技術者派遣 グループ上場会社大手5社」を対象した日本マーケティングリサーチ機構の調査では、未経験者向け研修カリキュラム「期間No.1( 60日間)」「総時間No.1( 326時間)」と認定されました。
ソフト研修
コンテンツ準備中2011年東京を皮切りに運営を開始した自社研修センターも増床を重ね、現在は国内・海外に7拠点にまで拡がっています。
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