当社は2003年、「技術者の、技術者による、技術者のための会社」をコンセプトに設立され、創業以来「人間力×技術力」の向上をスローガンに、技術者と企業の架け橋として事業を行ってきました。
2011年には業界の課題である「技術者の高齢化・若手不足の深刻化」に対し、建設技術者を未経験から育成する「若手技術者育成プロジェクト」を始動。業界随一の自社オリジナル研修制度・自社スクール「ワット・スクール・オブ・エンジニアリング」は、今日まで数多くの技術者を建設業界へ送り出してきました。
業界では「専門学校並み」とも評されるこの自社スクールによる研修は「期間2~3ヶ月・総時間326時間」。大手ゼネコン・サブコン出身の専任講師によるカリキュラムと授業も評価され、現在では大手ゼネコン・サブコン、大手鉄道会社など取引先様からもご依頼をいただき、自社の社員以外の方への研修も行わせていただいております。
また、2020年9月に実施された「建設技術者派遣
グループ上場会社大手5社」を対象とした日本マーケティングリサーチ機構の調査では、未経験者向け研修カリキュラム「期間No.1(
60日間)」「総時間No.1( 326時間)」と認定されました。
代表取締役社長 水谷 辰雄
自社オリジナル研修をはじめ、これまでの当社の取り組みは当社ビジョンである「個を活かせる企業」の実現へ向けた取り組みに他なりません。未経験者の活躍、女性の活躍、高齢者の活躍、そして海外人材の活躍。あらゆる「個」を活かす仕組みづくりへの挑戦こそ、我々の歴史なのです。
現在では自社スクール出身の未経験スタートの技術社員は全体の80%近くに達し、女性の進出が遅れていた建設業界ですがワット・コンサルティングの技術社員においては42%が女性の技術者です。
研修カリキュラムにキャリアデザイン講座を設け、配属後もキャリアアドバイザーが定期的にフォローします。これらの取り組みが女性技術者の増加傾向に寄与していると考えられます。また、現場を退いた高齢の技術者も自社スクールの講師として活躍。技術者の生涯現役をサポートしております。
また海外人材においてはベトナムとミャンマーに現地法人を設立。両国の大学と協定を締結し、日本語および日本文化教育、技術教育までを現地にて実施しております。もちろん入国後は自社スクール「ワット・スクール・オブ・エンジニアリング」のカリキュラムを受講。これらの取り組みによって、日本で先進技術に触れたい海外の技術者と人手不足を課題とする日本企業の架け橋として業界に貢献して参りました。
建設業界においても、様々なデジタル技術を組み合わせたIOTを駆使して、働き方を抜本的に変え、人手不足解消に取り組むことが潮流となって来ています。国土交通省から発表された公共事業(小規模除く)におけるBIM/CIM導入の意向に対しても、数年前より当社では研修カリキュラムにBIMの授業を増設。「建設×IT」人材の育成にも取り組んでおります。これからも我々のミッションである「2050年の日本をつくる人を育てる」をテーマに、建設業界の技術者育成機関としての役割を担い、ひとりでも多く、建設業界で活躍できる人材を送り出すことで、建設業界への人的貢献により社会貢献を行って参ります。
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