知って得するAutoCAD。現場で“億劫”にならないためにしっかり学びましょう
AutoCADは、二次元から三次元まで対応しているなど汎用性が高いことから、建築・土木・機械分野をはじめとして世界レベルでシェアの高いCADソフトウェアです。建築・土木分野では他にも、CAD
We’ll
Tfasやrebroといった設備CADがあり、こちらは専門研修で設備を専攻した方が受講するのに対し、AutoCADは共通研修の位置づけで、研修期間の午前中の授業で全員が毎日受講します。
知って得するAutoCAD。割と何でもできてしまうCADなので使い方を知っていれば、とても便利。反対に使い方を知らないと現場に出てから、とても“億劫”なものにみえてしまいます。その普及率の高さから、現場では“使えて当たり前”と思われていますので、現場で“億劫”にならないために、しっかりと学んでおくための授業というわけです。
授業では基本的な操作だけでなく、現場で実際に起こり得る具体的な課題を想定し、各自が実習形式で学びます。わからないところがあれば、その都度、手をあげて質問をできますので、それぞれの理解度にあわせて研修を進めています。
私もこの研修センターで学び、現場を経験してきました。何でも気軽に相談を
実は私もこの研修センターの出身なんです。「知らないことを知れる」というのは楽しい。研修の時のことを思い出すと、そんな気持ちで毎日授業を受けていたように思います。
AutoCADにしても、CAD We’ll
Tfasにしても、現場で使うためにはCAD以外の「建築」や「設備」の知識が必要。それを並行して学べるのがこの研修センターです。ここで学べたことで現場でも困らない知識と技術を身につけられました。
研修終了後は、大手サブコンの子会社に配属。研修センターで得た知識と技術を存分に発揮して仕事に臨みました。多くの場合、最初の仕事は図面の修正から入ることが多いようですが、私の場合は配属初日から設計図を渡されて「イチから施工図を描いてください」と(笑)。
でも研修で学んだことを活かして初日の課題もクリアすることができました。そのくらい研修センターの授業では実践的なことをやっていたんだな、と実感した記憶があります。
今年1月から研修センターに戻り、現在Autodesk社公認インストラクターの資格を年内には取得するために更なる学習を積んでいます。講師ではありますが私も学んでいるところ、何でも気軽に相談してください。研修時と現場での両方の記憶が鮮明なところは自信あり(!)。研修センターの先輩として、良いアドバイスができるように努めたいと思っております。
授業は基本的に実習形式で先生がとても丁寧。いつか大きな建築物の仕事に携わりたい
前職はテレビショッピングのコールセンターで働いていました。まったくの畑違いの転職です。学生時代、彫刻を専攻していたので、ものづくりが好き。それでCADに目が向きました。もともとスケールの大きなものが好きなんです。湾岸にそびえるクレーンとか高速道路のジャンクションとか…etc. Jw_cadはフリーソフトなので自分でダウンロードして使っていましたがAutoCADの方がむずかしい。機械分野にも適応しているため、細かい操作が多いんです。授業は基本的に実習形式で先生がとても丁寧。いつでも質問できるし、休憩時間でも質問すれば教えて下さいます。研修も3か月目なので、もうすぐ現場。配属先は、建材メーカーやゼネコンのCADセンター、設備系では浴槽やキッチンなどのメーカーなど、色々とありますが今はどんなところでもいいので早く実務経験がしたい。自分の仕事が誰かの役に立っているという実感がほしいですね。そして、いつか大きな建築物の仕事に携わりたいと思っています。世の中の役に立つ建造物。そしてその建造物をつくる人の役に立つ仕事がしたいと思っています。
一流の先生に教えていただける喜び!至れリ尽くせりです!
新卒入社です。CADは大学時代(造形学部/建築系デザイン)もやっていたのですが、知らない操作を沢山教えていただき、スピードが上がりました。もともとCADが大好きなんです。 空気は学校みたい。本当だったら高い授業料を払って自分で専門学校に通うところを、ワットは会社の研修でお給料をもらいながら受講できる。実際に矢野先生はAutoCADのメーカーAutoDESK社の認定インストラクター。セミナーも多数行っている方で、そんな先生の授業を会社で受けられるんですから感謝しなければいけません。 しかも、 JWまで教えていただき、至れリ尽くせり(!)。学校時代、使ってみたかったんですJW。月4回の授業ですが、先生の教え方がとてもわかりやすく、試験問題もやるので、だいたい操作はできるようになりました。あとは、現場に出て早く皆さんのお役に立ちたいです(!)。
実践的!!複数の授業で学んだことを自分で試し、自分のものにする。それがWATの授業
AutoCADは「線を引く」というシンプルな操作でも色々なやり方があります。矢野先生はこれらの操作を一通り教えて下さった上で、スピードと効率を考えた実践的な指導をして下さいます。例えば「メジャー」という長さを測る機能。もちろん「メジャー」機能を使ってもいいのですが、それより円を描いて半径を表示させる方が良い。「メジャー」機能は測るだけですけど、円は次の操作で書きたい線を残せるのでより効率的、というわけです。 一人で教則本をみて学習していては、このような理解には及びません。それに「まずはどこまで覚えれば大丈夫か」という線引きが自分ではできないですから。そういう指標を提示して下さるのは授業ならではと思います。また他の授業で覚えたことをCAD上でやってみることで自信がつきます。例えば、建築の授業で「通り芯」は一点鎖線で引くと覚えればやってみる。わからなければ先生に訊く。複数の授業で学んだことを自分で試し、自分のものにする。それができるのがWATの授業だと思います。