「ホタルでいなさい」。懸命に努力する姿は光り輝いている
土木が扱うものはダムやトンネルなど、とても大きなものです。それは一人でつくれるものではありません。だから現場では、それぞれがそれぞれの役割に成りきることがとても重要です。
土木の現場で身近なコンクリートが皆さんは「何で出来ているか」知っていますか?コンクリートを構成するのは「砂利・砂・セメント・水」。それぞれの材料がそれぞれの役割を発揮し、強度を保っています。現場組織においても、これと同じことが言えるのです。
では、未経験から現場に出る人間がどのようにして役割を得ることができるのか?それは光っていることです。今できることに向かって懸命に努力している姿。その姿をみて周囲の人はあなたを認めてくれるはずです。コンクリートを構成する「砂利・砂・セメント・水」の内、「水」はややもすると軽く見られがちです。でも、水加減(配合比)でコンクリートは強度も施工難易度も決まるのです。
「ホタルでいなさい」。研修生にはいつも、そう言っています。私も40年間、現場でそうしてきました。懸命にやっていれば、人は見ていてくれる。それが私の実感です。ただ、懸命と言っても、ただ同じことをやっているのではありません。常に自分を高める努力をすること。現状維持ではダメです。昨日より今日、今日より明日、常に自分を上回る努力。そんな風に取り組む姿が人からはホタルのように光ってみえるのです。
いいスタートを切るならワットでしょ!自分自身の経験から声を大にして、そう言いたいです
技術はもちろん、毎日マインドの部分まで先生には教えていただきました。自分は学生時代から要領が悪い。でも、そんな自分でも一握りの人たちはちゃんと見守ってくれたという事実。先生のおっしゃる「頑張っていれば必ず見ていてくれる人がいる」という言葉は実感であり、背中を押していただいた思いです。 技術や知識についてもワットの研修はまるで専門学校のようで、とても素晴らしいものでした。私がワットの前に入社した会社では、研修は2週間。しっかりとした知識もないままに現場に出たわけです。その現場に1年いた時にワットの社員に出会い、区切りのいいところで前の会社を辞めてワットに入社しました。その経験から「いいスタートを切るなら、ワットでしょ!」と声を大にして言いたいですね。この業界でやっていくならワットが間違いない。最高のスタートを切れるはずです。
ずっとやりたかった土木の仕事。自衛隊時代に培った能力と研修の知識で信頼を勝ち取る
前職は自衛隊です。もともと建築・土木を志してはいましたが、教育・研修が充実している自衛隊に入隊し様々な経験を積みました。資格取得もそのひとつで、4年間の在籍中に取得した資格は8個。大型自動車に大型特殊、クレーン(玉かけ)、ショベルローダー、フォークリフト、高所作業車、建設用機械車輛、解体用機械車輛。建設に関わりそうな資格は片っ端から取得した感じですね。WATに入社して2か月ちょっと。来月からはトンネル耐震工事の現場に配属されます。ずっとやりたかった仕事のスタートが切れる喜びで不安より期待の方が大きいですね。自衛隊では施設課で土木も経験しましたが測量も補佐でしたし、かじった程度。先生方に教わった知識を活かしながら信頼を勝ち取りたい。自衛隊では常に9名の“班”で動いていました。辛い時も楽しい時も意見し合いながら、ひとつの方向をみて、みんなでやってきた。そのコミュニケーション能力とやる気と態度をまずみてほしいです。早く「この仕事を任せるよ」と言われるように頑張りたいと思います。