建設工事の現場では、元請であるゼネコンを頂点に大きなピラミッド構造になっています。ワット・コンサルティングの技術社員は元請の立場で業務にあたりますが、プロジェクトを統括するのは元請である大手ゼネコンになります。プロジェクトを統括する立場など、より責任の大きなポジションで仕事をしたい場合、ワット・コンサルティングの所属ではそれはできません。そこで「より責任の大きなポジションで仕事をしたい」など、個々人のビジョンにあわせて、ワット・コンサルティングでは「大手ゼネコン・サブコンへの転籍」をキャリアデザインの中に組み込んでいます。以下が転籍の定義と注意事項になります。
【転籍とは】
派遣元(WAT)と派遣先の合意があった上で、派遣先の企業に籍を移すこと。
転籍で変わるのは「所属」です。元請会社の所属となることで、より大きな責任のある仕事を担当できるようになります。つまりそれは、所長やプロジェクトマネージャーという将来ビジョンも描けるということです。大手ゼネコン・サブコンの採用は、主に理系中心ですので、未経験かつ文系からでも大手ゼネコン・サブコンを目指せるのは大きな魅力かもしれません。もちろん転籍には、3年以上の経験、元請との信頼関係、資格取得などの条件を満たす必要があり、その多くは先方からの声掛けで実現します。普段の業務にあたる姿勢、努力と能力が認められてはじめて実現するのです。
ワット・コンサルティングに入社する前までは、ユニットバスや照明機器の取り付けのアルバイトしか経験がありませんでした。将来に不安も感じていて自分のキャリアについて真剣に考えた頃、ワット・コンサルティングに出会ったんです。2~3ヶ月の丁寧な研修を終え、職人ではなく施工管理としては初めての現場。わからないこともありましたがメモを取り、調べて、着実に仕事をこなす地道な取り組みに視野が広がっていく実感がありました。そうして現場での経験を積み、ついに大手ゼネコンの仕事に就くことになったんです。
ちょっと恥ずかしいですが身が引き締まると同時に、舞い上がり方も凄かった。「凄い!元請け名刺だ!」。そう、元請け名刺というものは私にとって「無」からキャリアを積み、地道に頑張ってきたことを認められた証にみえたんです。与えられた任務をきっちりこなす。図面と違う場所に照明が設置されていることに気が付き、褒められる。精一杯の気持ちで取り組んだ結果がいい方向にいい方向に進んでいく。
「次はここの現場。来週から来てほしいって」。ひとつの現場が終わると、また元請けの仕事が待っている。こんなに幸せなことはありません。「いい仕事をすれば、覚えてもらえるんだ」。そう思うと一層自分のキャリアを磨きたい気持ちが込み上げて来ました。転籍した今思うのは、キャリアのなかった自分がここまで来られたのはワット・コンサルティングあってこそです。心から感謝をしています。
既卒・第二新卒の方向け募集要項
2024 新卒の方向け募集要項