ワット・コンサルティングの技術社員の職種は大きく分類して、施工管理と技術サポート(CAD事務)の2種類にわかれます。次に技術サポート(CAD事務)の仕事内容についてご説明致します。
技術サポート・CAD事務の仕事は、現場におけるCADを含めたサポート業務です。CADは「Computer Aided Design」の略称で、日本語では「コンピュータ支援設計」と訳されます。文字通り、コンピュータの支援を受けた設計です。その内容は大きく「設計図作成」と「施工図作成」に分類されます。
「設計図作成」の配属先はゼネコン・サブコン各社の本支店設計部など。「施工図作成」はゼネコン・サブコン各社の現場事務所やゼネコン本支店CADセンターになります。
CADにも種類があり、これまで建築・土木分野では、AutoCADが、空調衛生設備ではTfasCADが使用されてきました。昨今、これに3Dのモデリングを可能とするBuilding Information Modelling、略してBIM(ビム)の3D-CADソフトが台頭してきています。Rebit(レビット)とAutoCADは建築・土木。Rebro(レブロ)は設備のCADです。ワット・コンサルティングでは、これらのCADの知識と操作を座学と実習で学びます。
また、そのほかのサポート業務には、「書類作成業務」や「写真管理業務」などがあります。
「書類作成業務」とは現場で必要となる書類の作成をExcelやWordで行います。安全衛生の資料や、新たに現場に入る下請け会社のためにゼネコンが開催する説明会の新規入場者教育のエントリーシートなど、様々な報告書の作成をサポートします。
「写真管理業務」とは、施工写真の管理や時には撮影までを担当します。施工写真は品質保証に欠かせないもので、建設現場では必ず記録として残しています。 このように技術サポート・CAD事務の仕事は、現場で施工管理職の人が手の回らない部分を気遣い、支える「縁の下の力持ち」的な仕事です。
8:30
出勤
※在宅勤務の場合は上長に勤務開始の連絡を行います
メールチェック
前日の夜や早朝に届いているメールもあります。メールのレスポンスの早さは社会人として身につけるべき習慣です
9:00
書類作成
安全衛生の資料や新規入場者教育のエントリーシートなど、Excel・Wordを使った書類の作成を行います
10:00
図面打ち合わせ
施工図の修正内容の相談を受けます。実際にはもとの図面より配管のサイズが大きいなど、工事が円滑に進むための修正内容をヒアリングします
11:00
図面修正
相談を受けた内容をもとにCADで図面を修正します。時には研修で習っていないような事態もあり得ます。知識をベースに自分で調べてスキルを磨きます
12:00
昼食
現場付近の飲食店や現場事務所でのお弁当など、様々です。現場の皆さんといっしょに外食することもあります
13:00
図面修正
午前中の続きの作業を行います
14:30
図面提出・確認
修正した図面を提出。さらに修正が必要な箇所があれば再修正を行います
15:00
施工写真の撮影
現場では施工写真を撮影し保管することが義務付けられています。現場に赴き、必要な箇所の写真を撮影してまわります
写真整理
撮影した写真を書類に落とし、保管します。工事の証明となるものなので上長にしっかり確認してもらいましょう
17:00
翌日の準備
次の日の作業を確認し、翌日、効率よく動けるようにします
17:30
退社
※在宅勤務の場合は上長に勤務終了の連絡を行います
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