CADWe’ll Tfas

ソフト研修

目指すのは「ただ操作ができる人」ではなく
「建築・設備を理解して操作ができる人」

空調衛生設備や電気設備の現場への普及率は7割を超える3次元CAD

「Tfas」(CADWe’ll Tfas)は、空調衛生設備や電気設備専用のCADです。もともと大手設備会社が開発したもので、現在の普及率は7割を超えます。AutoCADとJw_cadが2次元CADであるのに対し、「Tfas」は3次元CADなので「高さ」の概念が存在します。

建物の各部屋の天井には、ダクト(空気)、配管(上下水)、配線(電気)が張り巡らされています。オシャレな飲食店などでは、黒い塗料を塗ってむき出しになっていることもあるので、皆さんも目にしたことがあるかもしれません。高さのみえるTfasなら、そんな入り組んだ設計・施工もそれぞれがぶつかりあわないように作図することができます。

具体的な知識と操作の関連性をひとつでも多く教えたい

授業では、設計事務所等で設備の図面を描く技術サポート(CAD事務)になる人が初めての現場ですぐに活かせるくらいのレベルまでを教えたいと考えています。現場では「ただ操作ができる人」が求められているわけではありません。現場が求めているのは「建築・設備を理解して操作ができる人」。

例えば、ダクトの移動を行うにしても、ダクトとつながる制気口が“なぜ、その大きさで”なぜその場所に”配置されているのかがわからなければ、その作業はできません。授業ではそんな具体的な知識と操作の関連性をひとつでも多く教えたいと思っています。

CADは道具に過ぎません。知識を持って、自分の頭でどうアウトプットするかを考える。受け身ではない姿勢をここで身につけてほしい。現場ではみんな忙しいですから、先輩が自分の仕事の片手間に教えてくれる程度です。そういう意味ではこの2~3カ月はとても恵まれた環境。知っていることは、すべて教えたいというスタンスでいつも授業に臨んでいますから、何でも遠慮なく訊いてほしいですね。

主な授業内容

  1. CADWe’ll Tfasの基礎知識
  2. 基本操作1~基礎操作4
  3. 応用操作1~応用操作4
  4. 製図1~製図5(空調・衛生・電気)
  5. まとめ

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