土木
専門研修
現場は常に人対人。人の心を動かすものは100年経っても変わりません
「ホタルでいなさい」。懸命に努力する姿は光り輝いている
土木が扱うものはダムやトンネルなど、とても大きなものです。とても一人でつくれるものではありません。だから現場では、それぞれがそれぞれの役割に成りきることがとても重要です。
土木の現場で身近なコンクリートが何で出来ているか知っていますか?コンクリートを構成するのは「砂利・砂・セメント・水」。それぞれの材料がそれぞれの役割を発揮し、強度を保っています。現場組織においても、これと同じことが言えます。
では、未経験から現場に出る人間がどのようにして役割を得ることができるのか?それは光っていることです。今できることに向かって懸命に努力している姿。その姿をみて周囲の人はあなたを認めてくれるはずです。コンクリートを構成する「砂利・砂・セメント・水」の内、「水」はややもすると軽く見られがちですが、水加減(配合比)でコンクリートは強度も施工難易度も決まるのです。
「知識×行動=知恵」。知識が少なければ動くしかない
会社でも、世の中全般でも、そうですが人は「知識」を求めてはいません。「知恵」を求めているのです。「知識×行動=知恵」。つまり、「行動」が大事。「行動」がゼロなら、掛け算ですから「知恵」もゼロです。逆に「行動」が大きければ、「知恵」も大きくなります。
これから現場に出て、いっしょに仕事をする方々には大先輩もたくさんいます。そんな大先輩たちは、どう考えても、あなたより膨大な数値で上回る知識を持っています。ではどうすればいいのか?行動しかありません。動けば、評価される。昨日より今日、今日より明日、常に自分を上回る努力をし続けること。その結果、頑張ったぶんだけ「知識」も「知恵」もついて来ます。
どんなに大きなものをつくるにも、そこには人がいます。現場は常に人対人なのです。人の心を動かすものは、100年経っても変わりません。研修では、そんな心得を土木の知識といっしょに教えているつもりです。
主な授業内容
- 土木概要
- 治水・利水
- 交通・都市環境
- 土木材料・土工・コンクリート
- 基礎工事・舗装工事
- 上下水道工事
- ダム・トンネル・橋梁
- 土工事・基礎工事
- コンクリート工事
- 岩盤工事・擁壁工事
- トンネル工事
- 土木積算
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